fc2ブログ
猫と暮らすのほほんな日々のこと。
 先週観た映画 ~7/10
2011年07月11日 (月) | 編集 |
 
レンタルで来た新作DVDと、
VHS で持ってて観てなかったモノをそろそろ処分せねば!
…とまとめて観ました。
VHS は中古でまとめて買ったジュリアン・サンズもの。はは。

「ネコを探して」La voie du chat/09
  フランス女性監督のドキュメンタリー。DVDパッケージの外見とは違い、
  真面目なドキュメンタリーです…とはいえ、アニメで場面場面をつないで、
  猫のクロを探して時空を旅する、というスタイル。強い訴えではなく、
  こんな事が時代と共にあり、世界にはこんな猫と人間が…的な撮り方で、
  英国と米国と日本が映されて、ちょっとびっくりするくらい日本が多い。
  そして知るべき事だろうとはいえ、マイナス面を感じる所が日本には強く、
  (水俣や猫カワイイ化、殺処分などなど)後味は正直、よくありません…
「太陽は夜も輝く」Il sole anche di notte/Night Sun/90
  トルストイの「セルギィ神父」を原作に南イタリアを舞台にした映画。
  田舎貴族の男爵セルギィが婚約者の不貞をきっかけに世俗に絶望し、
  信仰の道に入り…と、とてもストイックなサンズの姿が素敵であります。
  美男で元皇帝副官、という好奇の目に耐えられず終いに一人きりで修行に
  入るのだけれど、いつしか奇跡を起こすと噂され、彼の独り住いの前は、
  さながら奇跡を求めるジーザスの市場の如くになろうとしてしまう。
  そこでまた彼を揺るがす事が起こるのですが…ううむ。無情もあれど、
  彼の救いになっただろう事もある。でも、ぽかりと開いた感が残る。
「オックスフォード・ブルース」Oxford Blues/84
  ロブ・ロウ主演のヤンキーな主役が惚れたイギリス貴族の彼女に会う為、
  成績を改竄してオックスフォードへ…と英米の違いを主に描いた青春物。
  オックスフォードの雰囲気は面白かったなあ。ボート競技は日本では、
  全然ピンと来ないけど、向こうではかなり花形の競技なんですねえ。
  サンズは貴族の子の婚約者で絵に描いたようなエリートでした、はは。
「マニカの不思議な旅」Manika, une vie plus tard /Manika: The Girl Who Lived Twice/89
  なんと舞台はインドで実話がベースだそうで。10歳のマニカは、
  生まれ変わりの前世を覚えていて前世の夫に会いに行こうとする。
  その旅につき合うことにしたのが神父で学校の教師でもあるダニエル。
  キリスト教では輪廻転生という考えがない中、葛藤も消せないまま、
  彼はそれを本当だと信じていく訳ですが…インドの階級制や宗教の違い、
  マニカの不思議な話だけではなく、神父として自分の信仰を確かめていく、
  そんな旅にもなっていたりする。旅を終えた最後の二人がまたいい。 
「ヴァージニア」Tale of a Vampire/92
  佐藤嗣麻子監督の(多分)処女作で日英合作の現代吸血鬼物語。
  ヴァンパイア物としてベタな部分が多くあるけど、いいのよ、
  そういう所が好きなのよ。怪しく妖しい美しいヴァンパイアである、
  ジュリアン・サンズをこの映画で好きにりましたので。はい。
  物語としては「ん?」と思ったり冗長な部分もありますが、いいのよ。
「しあわせの雨傘」Potiche/10
  カトリーヌ・ドヌーブがジャージでジョギング!という所がまず驚きの話。
  原題は「飾り壺」「お飾り」だそうで、映画の中の随所で言われてるね。
  しかし、工場のトップになって…?と思ったら、それどころではない(笑)
  お飾りだったマダムが強くなって行く&そんな過去があるのもドヌーブ
  が演じてこそ?な老年の美しさがあるかな。

先週は6Movie(Total 73)。


110711_1.jpg

マリちゃんも…

110711_2.jpg

クロネコ探して会いに行くの?

110711_3.jpg

「ち、違いますにゃ」


110711_4.jpg

「ここで肝試しするだけにゃ…ドキドキ」

ははは。
 


コメント
この記事へのコメント
こうして少しずつ強くなっていく美しきマダム、まり様。
…?マダム?
2011/07/11(月) 23:56:46 | URL | たけし #-[ 編集]
「しあわせの雨傘」TBしましたっ!
しあわせどきどきの黒猫さがし。

我が家は0本! つまり…計41本か。
2011/07/12(火) 07:05:15 | URL | ボー #0M.lfYJ.[ 編集]
1段下がっているところが 大和撫子ですにゃ。
2011/07/13(水) 14:01:05 | URL | Nanakona #V5TnqLKM[ 編集]
>たけしさん
年を重ねながら…も、マダムというよりはやはり永遠の小猫ちゃんに見えてしまう?マリ様(笑)

>ボーさん
いつもTBありがとうございますぅ!
そう、マリの黒猫探しはしあわせでは…?(笑)
お、今週は0? 映画の本数がはっきりしたでしょうか!?

>Nanakonaさん
一歩下がって…うふふ、そうそう、控えめなんですよね~、
アメショだけど我が家で一番の大和撫子!
2011/07/13(水) 21:03:11 | URL | まお #wMURzdEY[ 編集]
らむのようにテリトリーまで踏み込まない賢さがまりちゃんです
2011/07/16(土) 23:40:13 | URL | #-[ 編集]
>おくにゃんさん(多分?)
らむは一番小心者なのに大胆だけど、
マリは慎重なんですよねえ、本当に逆!(笑)
2011/07/18(月) 19:50:08 | URL | まお #wMURzdEY[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
フランソワ・オゾン監督、カトリーヌ・ドヌーヴと再び組む。
2011/07/12(火) 07:00:53 | 或る日の出来事