
2014年06月26日 (木) | 編集 |
先週は音楽系?の映画が多め。
「カルテット! 人生のオペラハウス(Quartet/12)」
ダスティン・ホフマン初監督作。老音楽家達が自分達の老人ホーム存続の為に、
ガラ・コンサートを開く事に。そんな中、かつてカルテットの一人だった、
ジーンが入居して…。実際にヴェルディ設立のこういう施設があるそうな。へー。
予定調和な感じだけどいい雰囲気。主役達以外は実際の老音楽家達で贅沢でした。
「アンコール!!(Song for Marion/12)
こちらは地元老人たちが集うポップ&ロックなコーラスグループの物語。
飾らないV・レッドグレープとテレンス・スタンプの老いぶりがちと切なし。
正反対である二人の愛情、明るく老人達を指導する女性の悩み、息子との確執…
ちと周りの老人たちが脇役過ぎる感もあるけど、その明るさはよかった。
「パンドラ ザ・イエロー・モンキー PUNCH DRUNKARD TOUR THE MOVIE(13)」
イエモンの最大ツアーの裏側と年数を経たから語れる今の彼ら&スタッフの言葉。
全113公演を行った98〜99のツアーでは、解散の流れを作ったともいえる、
暗い場面が見えてくる。フジロック、スタッフの死、「失敗」…
「得たものもあったが失ったものが大きかった」というつ切なさ。
あーしかしやはり全盛期のイエモンは好きだ。久々に聞きまくろうかなあ。
「Beauty and the Beast(Panna a netvor/78)
ネットで観ました、チェコ版の「美女と野獣」。
英語字幕なので細かいところは怪しいけど、コクトー版に近い感じだね。
ダークファンタジーの雰囲気満載、屠殺場面もあるし廃虚の作り込みも容赦なし。
そして野獣(鳥!)は最初は声だけで、姿をヒロインが見るのは物語後半という、
じれったくも丁寧な作り。ヒロインの女優さんが綺麗だし、なかなか面白かった。
先週は、4Movie(Total 75)。
我が家の美女たちの野獣顔。

「がおー!」

「ふがー!」

「ぐあー!」
てんちゃんは昔の写真(笑)

2014年06月22日 (日) | 編集 |

2014年06月18日 (水) | 編集 |
お、邦画ばっかり観ました!
「BUNGO〜ささやかな欲望〜見つめられる淑女たち(12)」
「注文の多い料理店(宮沢賢治)」「乳房(三浦哲郎)」「人妻(永井荷風)」
文豪の名作をドラマ化したオムニバスドラマでサブタイトルは言われればな感じ。
この中では「注文の〜」しか知らない;「世にも奇妙な」のノリだったなあ。
「BUNGO〜ささやかな欲望〜告白する紳士たち(12)」
「鮨(岡本かの子)」「握った手(坂口安吾)」「幸福の彼方(林芙美子)」
どれも知らない…けども「幸福の彼方」がほっこりと観れましたね。
主役二人の笑顔が気持ちよく観ることができました。
「中学生円山(13)」
クドカン脚本の妄想満載映画。青春の下ネタがなんともクドカンらしいというか。
主役の子はよくやったなあ。しかし、どこまでが妄想で現実なのか?と、
悩んでいる内に終わってしまった感じが。草彅くんは不気味不思議感が出てたね。
意外と妹&徘徊老人のペアが面白ほっこりとさせられてしまった。
「一人だと徘徊だけど二人ならデートだね」とかね。
先週は、3Movie(Total 71)。
我が家の注文の多い猫達…

「あたちだけ、かまってればいいの!」

「氷…ちょうだい…」

「撫でられ方は決めてるからね!」

2014年06月15日 (日) | 編集 |

2014年06月10日 (火) | 編集 |

2014年06月03日 (火) | 編集 |
あ、暑い日々が続きます…
そろそろ例年の温度に戻るかな?
「フランケンウィニー(Frankenweenie/12)」
ティム・バートンの初期の短編をリメイクした白黒長編。
主人公の名前はフランケンシュタインの博士と同じで復活のさせ方も同じ。
しかし後半の怪物化ぶりはいかがなものか…誰でもできる方法になってるし。
街の名前「New Holland」のスペルを観て初めてオランダのスペルを知りましたよ。
「マリーゴールド・ホテルで会いましょう(The Best Exotic Marigold Hotel/12)」
老年7人の男女がそれぞれの事情を抱えてインドのマリーゴールドホテルへ。
長期滞在しながら見えてくる、変っていく、それぞれの ‘これから’。
悪人がおらず流れも悲劇に向かうことなく気持ち良く収まっていくのがいい。
老年名優たちの集結も静かにキレイにおさまってていいな。
「マリー・アントワネットに別れをつげて(Les adieux à la reine/12)」
王妃の読書係から見た1789年革命前日からの数日間のベルサイユ宮殿内の物語。
主人公は王妃ともや記録係とも面識を持つお陰である程度の情報を得るけど、
その日のニュースがほぼ口伝えしかない情報の時代の不安が伝わってくる。
王族視点作品が多い中、仕える人々の住居を含む視点を見せてくれたのが面白い。
でもラストが消え入るようで、結局、彼女は何者??で終わったなあ…
先週は、3Movie(Total 68)。
この位の温度だと…

「ちょうどいいにゃ」

「ちょっと暑いかにゃー」

「まあまあ…」
らむとてんは暑いの平気っ子。
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