猫三匹と暮らすのほほんな日々のこと。
 大佛次郎記念館
2006年10月26日 (木) | 編集 |
風邪を引いた雨の降った日曜日に出かけていた先は、港が見える丘公園にある「大佛次郎記念館」でした。
「大佛次郎の猫白書」という特別展示をしているので見て来たのですよ。



恥ずかしながら一冊も著書は読んだことないんですが(^^;)
(最初は「だいぶつじろう」って読んでたしな…)
確か『作家の猫』という本を立ち読みした時に、10匹ほどの猫が並んでご飯を食べてる大佛氏の写真を見たんだよね。
「へー、猫をたくさん飼ってた人だったんだ」と覚えてたら、先日図書館で『猫のいる日々』って文庫を見つけて借りたのだ。
当時の神奈川新聞とかに多く書いていた猫に関する随筆や、短編小説などを収めた一冊。
これが時代は少々過ぎても、猫好きの気持ちを頷かせてくれて面白かった。
それで「記念館があったなあ」と調べたら、ちょうど「猫白書」なんてやってる! 近場で行かずにいられるか、と訪ねてきたのでした。

ローズガーデンの奥にある記念館は、洋風の落ちついた佇まい。空いているので(笑)、ゆっくり見て回れる静かでいい雰囲気の建物でした。
猫との写真や収集物には、同じ猫好きを感じてにんまりしてしまいますねえ。吹き抜けの天井から下がる電気の上にも、それぞれに猫の置物が置いてあったりして。
個人的に面白かったのは、原稿用紙に書かれた「マリコン条約」。
マリ・コンてのは夫婦で呼び合ってた愛称で(フランス語だったかな)で、「給料をこんな風にちゃんと入れます」みたいな事を書いた条約。なんと立会は猫の「チィ」と「フゥ」だそうで(笑) 洒落っ気があっていいなー。ちゃんと二人で指紋押捺もしてあるのだ。
自分のおみやげに『猫のいる日々』(記念館のカバーがつく)と、ガラスの肉球柄付きペーパーウェイトを買ってしまいました。



「猫を愛で、横浜を愛した作家」とは、言い得てるなあという感じ。
鎌倉にある邸宅だった「大佛茶廊」 にも今度は行ってたいなあ。




なんか、日本家屋が似合いそうな隠居風アメショーズ。